ウルオッテマスカ? [出かける]
いやいやいや!! 福山雅治ぢゃなくてさ…(-ω-;)
秋田の山奥からウルオイをあげる(Φω<)~♡
険しい断崖のその奥に隠された
自然のウルオイ、要りませんか?
それでは、いざ出発!!
大きなシダの傘の下をくぐって…
この谷間に沿って…
トチの葉の模様が付いた遊歩道を
小さい沢を横目にまだまだ降りるよ…
途中にはサルノコシカケがあったり…
晴れていても常にシットリしている谷間にはツリフネソウが咲いてたり…
ここまで来たら、あと少し…
ドウドウ…と音が響いてる。
さぁ、お待たせしました(ΦωΦ)ノ
たっぷりのマイナスイオンと山のウルオイを召し上がれ…
秋田県南部・雄勝郡東成瀬村合居沢上流部。推定落差20m。
双子の大杉を従えたこの滝の名は“天正の滝”。
滝によっては、滝壺の辺りが怖くて近寄りがたいものも
数の中にはあるけれど、この滝はそういった恐ろしさや
気味悪さが全く感じられなくて、清冽そのもの。
滝壺の碧い水の中に出来ることなら入って泳ぎたいくらい。
今のところ、『二兎のお気に入りの滝ランク』トップ3に入る滝(ΦωΦ)♪
初めてこの場所を知ったのは10数年前。
職場の上司から、 …例によって日本語訳付き(笑)
「きっぢやまのおぐだども、なんぎしていぐあであるどごだど」
きつい山の奥だけど、苦労していく価値のある場所だよ
「あ、してよ、いぐとぢゅうのみぢ、ほせしてひんでやまみぢだがら
クルマおどすなよ。おどしたらいっぱづでしぬど。」
あ、それから、行く途中の道は、細くて酷い山道だから
車落とすなよ。落としたら一発で死ぬからね。
「そごさおりる沢すじは一本しかねがら、ぜったいまぢがうなよ。
まぁ、ちゃっけぼっこ一本たってるがらわがるべどもな。
まぢがえればおりるもあがるもされねぐなってしぬど。
いぎで帰って来いよ。捜索たげぐつぐがら。」
そこに降りる沢すじは一本だけだから、絶対間違えないように。
まぁ、小さい木の標識が一本立っているから分かると思うけど。
間違えたら、降りることも登ることも出来なくなって死んじゃうよ。
生きて帰っておいでね。捜索出すと高くつくから。
と丁寧なアドバイス(?)までいただき、果敢にも一人で来たのでした。 ←毎度の事ながらバカだ
あれから10数年、久しぶりに来てみてビックリ!!
途中の道は拡幅&舗装されてるし!
駐車場や看板が整備されてるし!!
…ただし、トイレは昨年の地震で使用禁止中⇒
ここ来る前に済ませてきてね(ΦωΦ)ノ
遊歩道や展望台なんかもあったりして!!
ちなみに、展望台から見下ろす滝はこんな感じ↓
しかし、「十年ひと昔」とは、よく言ったものよねぇ…(-ω-;)
二兎が初めて来た時の道路はこんな↓だったのよぅ(泣)
…滝の駐車場から奥は以前のままだった(-ω-;)
滝に降りる遊歩道なんて無くて…
この沢すじ↑を直接下って行ったのよぅ(号泣)
しかも、こんな風に下草が刈り払いされていなくて、
足元の全く見えない物凄い藪だった(-ω-;)
でもね、苦労していくだけの価値はあったわ(ΦωΦ)=3
降りた分だけ登らないといけないから、
帰りはそれこそ“死ぬ思い”するけどね(爆)
↑駐車場の案内看板には『滝まで280m』とあるけど、
実際は駐車場との高度差は70mもあるから、
看板だけ見て軽い気持ちで行くと上がって来られなくなるです。
要注意\_(ΦωΦ`)
●天正の滝に行くには…●
こんな辺鄙なトコまで来るのは至難の技だけれど、
栗駒観光のお帰りにでも、もし宜しかったらお立ち寄りくだされ(ΦωΦ)ノ
国道13号を十文字で国道342・397号『栗駒』方面に曲り、
東成瀬村合居橋のT字路を国道397号『奥州』方向へ。
この看板↑の場所を左折。道なりに進むと駐車場があります。
ジュネス栗駒スキー場の入口まで行っちゃったら、行き過ぎなのでUターンしてこの看板を探してね。
Uターンした場合は“天正の滝3km”と書いた看板が道路右側に見える分岐があります。
看板に書かれているように、
ここは2008年に公開された映画『釣りキチ三平』のロケ地になりました。
映画の中で出てくる“イワナ返しの滝”というのが
この天正の滝だそうです。
それにしても、遊歩道が整備されたとは言え、あんなキッツイ所を
重くて大きい撮影機材担いでよくぞ昇り降りしたもんだ(-ω-;)
原作者の矢口高雄氏はロケ地の東成瀬村から山一つ向こう、
この滝の下流にある横手市増田町の出身です。
ロケは氏の出身地・増田町や由利本荘市・法体の滝でも行われたそうです。
☆万が一、行かれる場合の注意☆
普段は滝つぼのすぐ前まで降りられますが、
春の雪解け時や、降雨の後等は急激に増水して危険です。
駐車場の少し手前で、道路左下に
ここに載せた上から2枚目の写真の断崖が見えますが、
道路から沢までの高度差は50m以上あるからね、
一応ガードレールは有るけどあまり路肩に寄らないでね。危ないから。
ここから見下ろした時に沢の水が濁っているようなら
増水して暴れ川になっているので展望台から見る方が安全です。
下まで降りるより帰りも楽だし(笑)
(それでも増水した滝はかなりの迫力で怖いと思いますが)
これは、本当に苦労してでも、
行ってみる価値のある滝だね(^_^)
滝もきれいだけど、滝壺の水の色が、これまた綺麗!!
by sasasa (2009-09-18 00:13)
野生味のある緑。
すごく要りま~す。
by ぽんこ (2009-09-18 10:22)
え。10年前にもひとりで行ったのΣ( ̄□ ̄||)?!
今後は「命知らずな兎ちゃん」と呼ぶことにします(笑
by 笙野みかげ (2009-09-18 13:19)
マイナスイオンいっぱい貰いました。
しかし綺麗な水ですよね、 ここへ行くには相当登らないと
いけないですよね、雪に埋もれた滝もいいでしょうね(*´ー`*)
by aya (2009-09-18 21:31)
二兎丸ちゃん、苦労の果てに
ステキな自然の宝石に到着♪
いや〜、ホントに綺麗なところだね。
簡単に行けないところだから、
美しさを保ててるのかな〜なんて思っちゃいました^^
方言、サイコーっす♪ ≧▽≦
by ルッコラ (2009-09-18 22:42)
○sasasaさん○
帰りの70m登坂を考えると
滝壺の水のようにブルーになるけどね(笑)
北海道にはきっともっと雄大な滝がありそうだよね。
○ぽんこしゃん○
ささ、どうぞたっぷり補給して行ってね(Φω<)b
まだまだ“山ネタ”あるので楽しみにしててね♪
(…て、ヒカリノクニに居る内に書き終えなくちゃ;)
○笙野みかげさん○
そう、こんな風に整備されて無い
“完全な山奥状態”の時に一度、一人で行ったのよ~。
ホント、命知らずのただのオバカさんよね(笑)
まぁ上司は、二兎でも何とか行けそうだから
教えてくれたんだと思うけど…。
○ayaさん○
ウルオイ補給できましたね(Φω<)b♪
行きは良いんだけど帰りがね…かなりね、登らないと(爆)
雪景色の滝、多分綺麗だとは思うんだけど、
冬はココ除雪しないから完全に埋まってしまうし、
仮に雪を漕いで来られたとしても、周りの断崖が急峻で、
雪崩に巻き込まれる危険を常に孕んでいるから、
ホントの意味で“死ぬ覚悟”が必要かもね(-ω-;)
○ルッコラさん○
簡単に行けないトコ…のはずが、映画のロケがあったりで
綺麗に整備されちゃって(焦)
帰りの登りが死ぬほどきついけど、
沢登りとか…ある程度装備を整えて挑んだりしなくても
辿り着ける滝の中では、かなり綺麗な滝だと思うの(>ω<)
秋田弁、ナマ音でお伝えできないのが残念だわ(爆)
by 二兎丸 (2009-09-19 00:39)
高度挫70mはムリっす・・・腰いわしちゃうし。
写真で満足しておきます。
できればソネフォトで大きい写真で見たいなぁ。
やってないんだっけか?
by mabo (2009-09-19 09:23)
○maboさん○
山歩きはイレギュラーな道(足場?)の連続だから
腰が悪いと辛いよね…。
(とか言いながら山を見ると行かずにおれないバカ)
ソネフォトね、ぢつはずっと細々とやってるです( ̄ω ̄;)
東京にいると回線が遅くて見る事も更新も出来ないから
前に付けていたサイドバナー消しちゃったの。
上の碧い水の写真から飛べるので、宜しかったら(ΦωΦ)ノ
でも“有料サービス”にしていないから、大きくなるのかな?
by 二兎丸 (2009-09-19 12:04)
んだ、んだ。
でっけぇ、シダのしだくぐっておぐさ行げば、どっぷり流れるたぎがあるっけやね。
そごさ行げば、マイナスイオン、ずッぱし浴びられるッけよ。(笑)
by あおい君と佐藤君と宗男議員 (2009-09-20 01:27)
だっけ、帰りったらがっつりきっつい登りで…
いゃもぅ、せづないったらないのさ(大笑)
やっぱり地元言葉のようにスムーズに出て
こなくなっちゃったな函館弁。
何でだろ? あれ聞くと
しばらくイントネーションが治らないんだよね。
by 二兎丸 (2009-09-20 14:56)