まるでサラリーマンのように… [暮らす]
『週休二日』と言わんばかりに、
5日続けて同じお山に
キノコ採りに“通勤”しました(笑)
今回の主たるターゲットは、二つ前の記事にも出したナラタケ(ΦωΦ)ノ
こちらでは“サワボダシ”と呼ばれてるキノコ。
お味噌汁に入れたり、お浸しや煮物にしたり…
ダシが出るので人気の高いキノコ。
納豆汁には欠かせないのがワラビとコレ↓
ハナイグチ。
傘のウラがスポンジ状になっていて、
トロリとした口触りのキノコ。
良く似たモノに“アワタケ”があるけれど、
アチラは紫っぽい色で、こちらは美味しそうなドラ焼き色(>ω<)♪
なので、二兎は一人勝手に“ドラ焼きキノコ”と呼んでるです。
この辺では“ラクヨウ”と呼ばれています。
唐松の下に発生するので、こう呼ばれているの。
唐松は秋になると“落葉”するでしょ(Φω<)b
ゴミを取って下茹ですると、てろ~んとした手触りで
きっとクラゲの手触りってこんな感じかしらと思う。
みなさま御馴染みのシイタケ。ただし、天然モノ\_(ΦωΦ)
一番大きいのは直径15cmくらい。
匂いに釣られて探したら、目の前に5つ並んで出現。
(うち2つは連れて行ってくれた師匠・伯母と分けた)
カメラを置いてきていたので、生えていたところは撮れず(泣)
厚みも香りも栽培モノとはケタ違い。
網で焼いて、お醤油たらしたら絶品(>ω<)♡
子供の頃は鼻が蓄膿気味だった二兎だけど、
ここ数年、味と匂いに異様に敏感になってきて、
周りの皆が驚くほどの嗅覚を発揮したりしてる。
記憶に“音”がある人っているけれど、
どうやら二兎には記憶に“匂い”があるみたい。
…なので、一度記憶した匂いは辿れる。
さながらトリュフを探すブタのように、
山に入って、藪に頭を突っ込んでクンクン…
「お、ココはラクヨウがあるぢょ♡」
とかやってる(笑)
そんなわけで、二兎をお山に連れて行ってくれる師匠たちは
「二兎ちゃんどごアチコチつでって、
いろんたきのごおべさせれば、こんだがらきのごさがしらぐだろた♪
まだこっちゃさきたらいっょにいぐべし~♪」
二兎ちゃんをアチコチに連れて行って、
色々なキノコ(の匂い)を覚えさせたら、今度からキノコ探しが楽になるね。
またこっちに来たら一緒に行こうね~♪
と可愛がってくれる(>ω<)♪
そのうち、天然モノのマイタケとマツタケの香りを記憶するぢょ。うひ♪
たくさんあったキノコの中にはこんなのも…
コレはキツネノチャブクロ。
大きくなるとてっぺんから ぷしゅ~ って
煙を吐くみたいに胞子を出す。
ちんまいうちは食用にするって書いてる本もあるけど
二兎たちは食べない。
コレはなんだか分からないキノコ
綺麗で肉厚でちょっと美味しそうかも??
でも、分からないキノコに手は出さないのが、中毒防止の鉄則\_(ΦωΦ)
左は、朱色が鮮やかなキノコ。
名前も食毒も不明。綺麗なんだけど…。
右は、朽ちた切り株一面にまだ芽吹いたばかりのキノコ。
も少し大きくならないと、何なのかさっぱり(?ω?)
左はキイロナギナタタケ。
嘘みたいだけど、食べられるらしい。
少し苦味があって、たいして美味しくは無いらしいけど。
右のは名前も、食毒も分からない。
でも、前記事の夕陽のようにビックリするほど赤かった。
自然が作る色って凄い…。
二兎の大好きな山里。
また、遊びに来るね。バイバイ(ΦωΦ)ノ゛♪
●おまけ●
こちらは二兎んちの“庭の幸”
マイタケ
も少し大きくなって、ちゃんと黒くなってから収穫するのが
ホントなんだけど、諸事情により早めに採取(泣)
この5日間は、朝から晩まで“採って”“洗って”“漬けて”…
終わったら泥のように眠って、また朝になったら車飛ばしてお山へ行って、
崖をつたって、藪をこいで、重くなったリュックを背負って…の繰り返し。
よく体力続いたなぁ、自分で自分にビックリ。
…とか、なんだかんだ言っても、キノコ三昧楽しんだ一週間でした(ΦωΦ)ノ
キノコ苦手な方には厳しい記事だったね。ごめんね。
キノコって本当に種類が多いよね。
中には食べられるキノコとそっくりな毒キノコもあるからね。
気をつけないといけないよね。
落葉キノコは、北海道でも、よくみかけるよ。
そうそう、カラマツのあるところにあるんだよね。
実家にいる頃は、秋になると、
両親が山から採ってきたのを、
味噌汁の具にしたりして食べてたなぁ。
おいしいキノコだよね(^_^)
by sasasa (2009-10-04 02:12)
あーん!いいなぁ・・・。
きむたこね、キノコだいすきなのよ。
キノコ狩り、いきたぁーい!
それも、ちゃーんと食べられるのが区別できるなんて、すごい!!
いいな、その才能、わけていただきたい・・・。
うらやましぃじょー。 ̄¬ ̄*ジュル
by きむたこ (2009-10-04 02:34)
真っ赤なキノコ、食べられないのですね。
お山には宝物がいっぱいで、二兎さんが夢中になるのが分かります。
美味しいキノコ汁 食べたいです(^▽^;)
by aya (2009-10-04 14:00)
二兎丸ちゃん、スゴイのね〜〜!
キノコ、よく知ってるね。。。
しかもプロ並みの嗅覚!?
林なんかでよくキノコ見るんだけど
みなヤバそうに見えて
スルーしちゃうルッコラです ^^;ヘヘヘ
by ルッコラ (2009-10-04 18:11)
僕も今年はマイタケとったよwシイタケもムキタケもおいしいねw
by ふじかわ (2009-10-04 19:27)
キノコかわいいけど
知らないとキケンだにゃ。
by ぽんこ (2009-10-04 21:27)
○sasasaさん○
クリタケとニガクリタケとかみたいに、
そっくりだけど一方は毒っていうのあるよね。
“ラクヨウ”は北海道でも“ラクヨウ”なのね。
“ボリボリ”みたいに別な名前があるのかと思ってました^^
ツルリとした舌触りが美味しいですよね♪
○きむたこちゃん○
うんうん、きむたこちゃんキノコ大好きだもんね(>ω<)♡
キノコはね、とにかく先ず、知ってる人に連れて行ってもらって
現場で覚えていくしかないと思う。
万が一毒キノコにあたったら大変だもの\_(ΦωΦ`)
二兎もちょっとずつ学習中なの。
○ayaさん○
“アカキノコ”って言われてるダシのよく出るキノコがあるけど
コレは違うみたい。これを見つけた時は師匠達と
一緒じゃなかったから見てもらうことが出来なかったの。
でも、この鮮やかな色を見たら多分一言
「かえね。(食えない)」
って言ったと思うけどね(笑)
○ルッコラさん○
ううん、まだまだ勉強中(>ω<、)
本をいくら見ても、こっちの呼び名と学名は違うし(泣)
本では『食用』とあっても、師匠たちは「かえね(食えない)。」
って言うし。毎年少しずつ経験を積みたいと思うです。
○ふじかわさん○
おおっ! マイタケとは、凄いっ!! 天然モノをいただいた事は
あるけれど、自分では未だ採ったこと無いです。
ムキタケ、美味しいですよね(>ω<)♡
今年は採れる頃まで秋田にいられないのが残念です(泣)
○ぽんこしゃん○
見るだけでも可愛いよね、キノコ♪
食べられそうだけど自信が無いキノコいっぱい(泣)
今日も庭で香りが良くてダシが出そうなキノコ見つけたんだけど
特定できなくて結局捨てちゃった。
もったいないけど中毒したらシャレにならないものね^^;
by 二兎丸 (2009-10-04 23:40)
きのこって美味しいよねぇ。
知り合いの埼玉のおばちゃんに、「なめこを山で採ってきたから」
って、もらったはいいけど、「へ? これ、なめこ???」
手のひらほどある開いた傘なんて、
東京生まれの人間の知ってる「なめこ」とは違う種類にしか見えねえぞ。
天然って違うんだよなぁ、と思い知らされたわけで。
しかもこれが、うまい!
サッと茹でてチョッと醤油たらしただけで、いくらでも酒が飲める。
「サワボダシ」だの、「ハナイグチ」だのってのも、
もちろんワタシは知らないけど、うまい酒が飲めるに違いないな。
by mabo (2009-10-04 23:49)
○maboさん○
天然モノのナメコ、んまかったでしょ??(>ω<)♪
普段お店で見かける栽培モノは傘がちんまくて可愛いけど、
天然モノはおっきいから、初めて見た人はビックリするよね。
天然は傘が開いた位が香りも味も良いんだよ(Φω<)b
軽くお醤油で煮て、大根おろしと七味を添えて
食べるのもオススメです。
by 二兎丸 (2009-10-05 00:09)
こういう写真をみると、なるほど、だから
芋の子汁なのねーと納得。家の畑で芋を掘り、
裏山でキノコを採ってきて…作ったら、サイコーに
おいしいんだろうなぁ。正真正銘のふるさとの味だわ。
今年、こちらのラクヨウは天候不順の影響なのか、
極端な不作、だそうよ。来週、友達が山へ行って、
シモフリシメジを採ってきて、我が家でキノコ鍋の宴を。
収穫は、どうかなぁ(^^?
by MORIHANA (2009-10-05 09:34)
○MORIHANAさん○
わぁ、さすが北海道! もうシモフリシメジ出るんだ!!
こっちでは10月末頃にならないと出ないよ。
沢山採れると良いねぇ…、あれ美味しいもの(>ω<)♡
今年知ったんだけど、こっちでは芋の子は
9月までが勝負なんだって。『山内芋の子』って産地があって、
そこの人から聞いた(ΦωΦ)ノ
それより置いておくと芋が硬くなって旨味が抜けちゃうって。
芋の子汁、んまいです。納豆汁もよろしくね(Φω<)b
by 二兎丸 (2009-10-05 11:21)