Phalaenopsis [暮らす]
ノリモノとか、腕時計とか、文房具とか、プラモとか、
一般にオトコノコ的なモノが大好きな、
どちらかと言うと、オトコノコ寄りな二兎だけれど、
こう見えて、お花育てたりするのも大好きだったりする(ΦωΦ)ノ
蘭は植物の中で、一番(?)進化した種属。
初めてその美しさに触れたのは、
今の上司のトコに初めて配属された頃。
贈答品として送られてきたシンビジウムの華やかさに圧倒された。
日頃の手入れをしているうちに、自分で育ててみたくなって、
その年のラン大賞を受賞した白い大輪咲きのシンビジウムを手に入れた。
最初の二年は手入れの仕方が上手くなくて、ただの観葉植物状態(笑)
やっぱり、秋田じゃ寒いしムリなのかな…
と諦めかけた三年目に、眼が覚めるように綺麗な大きな花を再び咲かせることが出来た。
それからは毎年咲き続け、職場で観葉植物状態だった株も貰い受け、
写真で見て一目惚れした、小輪で下がり咲きのサラジーンを手に入れて、
冬から春にかけて次々と咲かせてはウットリ。
それでも、いつか育ててみたいと憧れ続けていた蘭がある。
それが、ファレノプシス属。
一般には「胡蝶蘭(コチョウラン)」と言った方が分かりやすいかな??
暖かい地方に生息するファレノは、寒冷地に生きるシンビと違って、
寒い秋田では加温設備がないと育たない。
だから、ずっと憧れながら諦めていた花。
東京に暮らすようにはなったけれど、シンビより遥かに高額だから
ちょっと育ててみよう…なんて手が出るモノではなくて、まさに『高嶺の花』。
その『高嶺の花』が、今の職場のゴミ捨て場にアッサリ捨ててあった。
もう、ぐったりと傷みきって青息吐息の株になって(泣)
洋蘭はその多くが常緑の多年草。
管理さえちゃんと出来れば、驚くほどに長生きする。
あまりに痛ましくて、勿体無くて…
その事を、職場のベテランの先輩に話したら、
ある日先輩が大きな鉢を抱えて事務所に戻ってきた。
「育ててみたいって、このあいだ言っていたでしょ。
前にいた部署の知り合いに頼んで譲ってもらったんだ。」
大輪咲きの純白のファレノが五株寄せ植えされたギフト鉢。
残念ながら『札落ち』で、正確な品種名は分からないけれど、
⇒『札落ち』と言うのは業界用語で、品種名を記した札が付いていない事を指します。
蘭と薔薇についてはその系譜が昔から厳密に管理されておりまして、
品種を記した札が無くなった物はどんなに高価だった物も無価値に等しくなってしまいます。
シンビとは違う美しさと迫力、さすが『高嶺の花』。
自分では決して手が出せない値段なのはひと目で分かった。
…多分我が家の一ヶ月の食費が軽く吹っ飛ぶくらい(-ω-;)
仕事とは全く関係ない二兎の呟きを、
聞き流さないで拾ってくれた先輩に感謝しながら、毎日管理した。
部署によっては数週間持たずに捨ててしまうところもある鉢を、一月半ほど咲かせ続けた。
先日、そろそろ花が終わりに近づいたので、茎を切って切花にして、
大鉢に寄せ植えにされていた株を一つずつに分けて、
自分の家で育てられるかチャレンジが始まった。
植替えの適期が過ぎてしまっていたので、根の整理等はせずに
とりあえず、窮屈なビニールポットから出して、一株ずつそのまま素焼き鉢へ。
元々、先輩がもらって来てくれる前のトコでの置き場所が悪くて、
葉焼けを起こしてしまっていた株もあったので、何とかなりそうなのは4鉢。
仕事の帰りに一つずつ連れて来るので、今我が家には3鉢いる。
冬の寒さを上手く凌いで生き延びてくれるかな??
春になったら、根の整理をして、仕立て直しの植え替えをして、
贈答用にムリに合わせた咲かせ方じゃなくて、
自然のサイクルで咲くように育てたい。
重たい大鉢を一生懸命抱えて、二兎のために貰って来てくれた先輩のためにも、
大事に育てて、新しい花を見せられたら良いな…。
ちなみに、コチョウランの花言葉は
「幸せが飛んでくる」
この花が咲いている様子を見たら、誰もが納得する花言葉だと思う。
タイトルの意味はすぐわかった。
なんでかっつーと
ファレノプシスって名前の名牝がいたからなんだよな。
GⅠ3勝したいい馬で。
すっげー脚で差してきて。
まさに「幸せが飛んでくる」だったな。
でも人気もあったから、あんまり懐は幸せにはなんなかったけど。
by mabo (2010-12-01 09:25)
あ、油断していたら、maboさんに書かれてしまった。
武豊が乗ってて、何となくこの名前を聞くと
競馬のプリンスの顔を思い出しちゃうのです…。笑
あと、確か芸能人の結婚式のヘッドドレスにも
よく使われていたなぁ…とか。
肝心のお花は、育てるほうではなくて、贈る専門で。
といっても、3本、5本立ての豪華なものではなくて、
ミニの可愛いものだけれど。生花を贈るよりも長持ちで、
華やかで、好きなのです。シーズン的に良いものが
ないときは、他の蘭の珍しいものでね。
株分けしたゴージャス・ファレノが、二兎ちゃんに
幸せを運んできますように…(祈
by MORIHANA (2010-12-01 10:05)
母は晩年、庭木の手入れが出来なくなってもっぱらミニ温室でのカトレア・ファレノプシス・シンビジュームを楽しんでました。
カトレア・ファレノプシスはあまり咲かなかったけど、シンビジュームは毎年よく咲いてたっけ。
マリリン・モンローだのゲレース・ケリーだのあんみつ姫っていうのもあった。
鬼っ子の私はみんなお嫁入りさせました。
by よっきー (2010-12-01 11:36)
足指が♪
by ふゆん (2010-12-01 12:41)
おおっ~、ラン栽培とな!
私には手を出せない領域だ(笑
・・・(◎o◎)ハッ!だから幸せが逃げるかぁ~。宝くじ当たらないのはそのせいかっ!!
by 笙野みかげ (2010-12-01 16:26)
ポトスも枯らす身としては尊敬っす。
by masiko (2010-12-01 20:25)
●maboさん●
お、おうまさんがいたですか(?ω?)
競馬の世界は奥が深いなぁ…。
maboさんの懐を幸せにはしてくれなかったかもしれないけれど、
馬主さんにとってはそれこそ名前に負けない
すばらしい馬だったんだね(>ω<)♪
●MORIHANAさん●
あれ? MORIHANAさんもご存知なおうまさん?
確かに一時期ヘッドドレスやブーケに流行ったよね。
どちらかと言うと、ウェディングの花は白なら
ファレノよりユーチャリスやヒヤシンスが好き❤
蘭は色んな種類があるから、生育に適した環境も多種多様。
北国では、高地に生息するモノの方が育て易いみたい。
交配が進んだ人工的な種(蘭に関してはあるのですぢゃ)より、
原種に近いちんまいのの方が、地味だけどやっぱり丈夫(ΦωΦ)ノ
うちのファレノたち、幸せを運ぶほどまで
頑張ってくれなくていいから、元気に育って欲しいです。
(昔、ハムのCMで『腕白でもいい、たくましく育って欲しい』
っていうのを思い出しちゃった…汗)
by 二兎丸 (2010-12-04 19:55)
●よっきーさん●
わ!! ミニ温室うっとり♪
場所があるなら欲しいの、ミニ温室。
シンビは割と簡単に咲くから育て甲斐があるです(>ω<)❤
蘭の中では珍しく肥料食いだけどね。
そうそう! 蘭やバラの名前って、交配して登録する人に
著作権があるから、好きな女優や奥様の名前を付けたの多い。
美智子様、雅子様、紀子様の名前の蘭もあるよ。
あんみつ姫は一世を風靡したピンクの大輪のシンビジウムで、
創出した“河野メリクロン”っていう会社は、
この花の売り上げで、年収ん億の会社に急成長したの。
今は、華道家の假屋崎省吾をCMキャラにして
『蘭夢』っていう育毛剤なんかも作ってるよ。
by 二兎丸 (2010-12-04 20:06)
●ふゆんちゃん●
あ、真似した訳ぢゃなくて写っちゃったの(>ω<、)
トリミングすると葉っぱが切れちゃうし…
と思って、そのまま載せちゃったです。
本店ブログの方の以前の記事には、
わざと足を入れて写したのあるよ(ΦωΦ)ノ
●みかげちゃん●
ん!? 宝くじ??
そういえば今、年末ジャンボだね。買ったら当たるかなぁ??
ちゃんと育てて、も一回咲かせられたら当ててくれるかなぁ??
…って、そもそも買わなきゃ、当たるも何も無いってね(笑)
●masikoさん●
二兎、自慢じゃないけれど、
ポトスもティランジア(水も何にもやらなくても、転がしとく
だけで勝手に育つサボテンの一種)もバンバン枯らすよ(滝汗)
蘭の方が枯れないから楽ちんですぢゃ(>ω<)❤
by 二兎丸 (2010-12-04 20:15)
ウチにも瀕死なコが居ます(>_<)
寒くて日照時間短い我が家では蘭は無理です。とほほ。
by ちうきち (2010-12-05 01:09)
●ちうきちさん●
うん、ちうちゃんトコは緯度が高くて寒いお国だから、
温室のような加温設備が無いと蘭には厳しい環境だよね。
秋田でシンビを育てていた時は、冬の間暖房切らないで
やっと冬越ししてた。おっそろしく電気代かかったよ(笑)
by 二兎丸 (2010-12-05 10:34)
ぜんぜん気にせずどんどん足指だー!d(Φ_Φ)
(by足指委員会)
by ふゆん (2010-12-11 13:26)
●ふゆんちゃん●
わ~!! ありがとー(>ω<)♪
調子に乗って、二つ先の記事でまた出しちゃった!
by 二兎丸 (2010-12-14 00:26)